2016年04月25日
オリーブオイルって酸化しやすいよね‼
オリーブオイルって加熱料理には使えないようね‼

こういった話しを良く耳にすることが多いと思います。
お店にいてもオリーブオイルの説明をすると大勢の方から同じ言葉が出ます。
しかし、これ大きな勘違いなんです。
そもそも酸化とは、油が長期間空気に触れ続けると油内の不飽和脂肪酸が空気中の酸素
を吸収し過酸化物が発生することを言います。
しかし、オリーブオイルは全体量の約70%がオレイン酸で出来ています。
オレイン酸は不飽和脂肪酸の中でも酸化されにくい特徴があります。
また、オリーブオイルには、ビタミンEとポリフェノールも豊富に含まれており、
この2つは抗酸化作用がある成分としても有名です。(ビタミンEはドレッシングなどの酸化防止剤として使用することも多い成分です。)
諸々の点から考えてもオリーブオイルそのものは比較的酸化に耐性があると言えます。
では何故、酸化しやすいと勘違いが多いのでしょうか?
理由には色々と説があるようですが、
多分、味の変化と関連しているのではと思います。
確かにオリーブオイルは酸化は遅いのですが風味は劣化します。
オイルの種類によって異なりますが早いもので1~2カ月、遅いもので半年ちょいぐらいで風味が抜けたような感じがします。
日本ではオリーブオイルが一般的に使用されるまで生でも飲む油ほとんどなかったはずですので、
オリーブオイル特有の風味とその劣化イ=オイルの酸化と思った方が多いのではないでしょうか。
これはごま油にも言えることで、ごま油も特有のセサミンなどの抗酸化作用がある成分が多いので風味は抜けますが酸化はしにくい油と言われております。
これはあくまでも僕に考えですが、そういった理由でオリーブオイルは酸化が早いと思ってる方が多いのではないでしょうか。
(風味の劣化、加熱の向き不向きなどについては別の機会に…)
食品について何か疑問などがあったときは、直接お店で聞いていただいても、メールや電話でもいただければあくまでも僕の考えですがご説明します。あまり文章を書くのは得意ではないので出来れば直接聞いていただけると嬉しいですが…
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