2014年07月15日
粗すぎず、細かすぎない粒とまろやかな塩味のあとに広がる甘味が特徴です。
天ぷら・野菜の炒め物・チャーハン・スープ・サラダのドレッシング・ステーキや焼き肉・焼き鳥・トウモロコシ・冷しトマト・豆腐・鍋物・茹でアスパラ・ラーメンetc…様々な場面にご利用いただけます。
650年前から奥能登外浦で続けられてきた自然相手の製塩法です。
その製塩法とは、砂を敷き詰めた塩田に、桶で汲み上げてきた海水を打桶(うちおけ)で弧を描くように霧状にまき、塩を含んだ砂を天日で乾燥させます。乾いたところで塩の結晶がついた砂を垂船(たれぶね)の中に入れ、そこに再び海水をかけ、塩の結晶を溶かしながら砂と分離させます。濃度の高くなった満塩を取り、分離させた塩水を大釜に入れて8時間ほど荒焚し、その満塩を不純物を取り除く為に胴桶(どうおけ)で“ろ過”します。再び大釜で15~16時間煮詰め、最後に苦汁(ニガリ)と分離させて甘味のある塩に仕上げます。